第五章 その時どう凌ぐか?



第5章・その時どう凌ぐか?


まずは、チョロっと、禁煙・煙草のしくみについて勉強しませう。

喫煙者は、総じてニコチンの薬物依存となっています。

ニコチンは、煙草・ニコチンガムを完全に断てば、3日前後で体から出て行きます。

そのニコチンが体から出て行く際に禁断症状がでますので、1日〜2日目が一番肉体的には辛いでしょう。

タバコを好む要因にはニコチンの存在があり、煙と共に気管支を通って肺の細胞に吸い込まれます。

ニコチンは体のあちこちに分布するアセチルコリンレセプターというものにくっついて、アセチルコリンに似た働きをしたり、脳内の神経伝達物質を刺激して、そのバランスを崩します。

ニコチンが入ると、本来のアセチルコリンは、そのレセプターにくっつくことができなくなりますから、その分、正常な働きを守るために、レセプターが増えてしまいます。

つまり、体の中に構造的な変化がおきるわけです。

神経伝達物質は相互にバランスを保ちながら機能するとき、安定し、変化に上手に対応できる体制が整うわけですが、ニコチンの進入により、ニコチンがなければ、活性化しなくなるだけではなく、お互いの物質のバランスもくずれてしまいます。

そのため、イライラや、睡眠障害、覚醒障害など、さまざまな精神的に問題となる症状も起こってくるわけです。

これによってニコチンは、脳にとって必要不可欠になってしまいます。だから中毒になるのね。煙草を止めて、当初イライラしたり落ち着かないのはそのせいです。

禁煙2〜3週間目くらいで、ニコチンと結合していたアセチルコリン受容体はアセチルコリンの刺激だけを求めるようになるんですが、まだ脳の中ではニコチンを欲してしまう。つまり、脳がニコチンが入らない状態に慣れるまで、肉体的に煙草が欲しいと感じてしまう、って訳です。

という訳で、意志が弱いから、煙草を止めて2〜3週間しても煙草が欲しいのではなくて、そういう仕組だから欲しいのです。皆さんのせいではなく、ニコチンのせいなのです。

なんとなく、喫煙と禁煙の仕組みたいなものが、分っていただけましたか?

ここで大事なのは、レセプターが云々ということではなく、煙草が欲しくなってしまうのは、あなたの意志の問題ではないという事です。これ大事。


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で、まずは、初期段階のしのぎ方。

上記では大袈裟気味に説明したのですが、そもそもニコチンの離脱症状はさほど苦になるものではありません。人によっては手が震えたり、下痢したり、逆に便秘したり、と、あるようですが…

独断と偏見で申しますが、一種のヒステリーのような症状ではないでしょうか?つまり、禁断症状や煙草を失う事を恐れるあまりに、引き起こす症状では?と思わけます。

これは、手が震えたり、下痢したりするというのが、「嘘だ」というのではなく、思い詰めるあまり引き起こした症状では?と思うのですよ。実際にヒステリーやノイローゼにより、腹痛や発熱など起きるようですし…。

ニコチンの離脱症状としては、ソワソワ落ち着かない気分になったり、イライラしたり、喪失感を感じたり、というものでしょう。

タバコを完全に絶って三日でニコチンは完全に体から出ていきます。しかし、ニコチンの誘惑を知ってしまった体がその癖を忘れるためにはさらに期間を要します。ニコチンが体外に出るまでの三、四日間がもっとも離脱症状のつらい時期です。

新陳代謝の活発化を促すために、1日に2〜3リットルくらいの目安で水分補給をしましょう。摂取の仕方は1時間でコップ1杯くらいをまめに飲むのがいいでしょう。これは、塩分を摂り過ぎないようにすれば、ダイエットや健康維持にも非常に効果があります。

精神的に鎮静効果がありますので、野菜中心の食生活に、せめて1〜2週間くらいは意識して変えて見ましょう。特に豆類がいいようです。当初2〜3日は肉食は避けたほうがいいでしょう。

ガムや飴などで、気を紛らわすのもいいですが、できればノンシュガータイプのものにこだわって下さい。フリスクなどはいいでしょう。

と、いうのも上白糖を摂取しますと、急激に体内の血糖値が上がります。これにより、情緒不安定な状態を引き起こします。だから甘いお菓子なんかは、しばらくおあずけです。とりあえず禁煙1週間くらいまでは。もし食べたらビタミンB2を積極的に摂取しましょう。糖分を分解してエネルギーにしてくれます。

ヤクルトのグァバ茶もおススメ。(ばんそうれいちゃ)

ニコチンパッチやニコレッとについては、これが「禁煙の特効薬」と思わないことです。精神的な意識改革無しでは、ガムを噛みながら煙草を吸うというのがオチです。禁煙ガムを過信しないことが成功の秘訣です。まあ、こんなもの無くても禁煙できますんで、勿体無いので買わないようにしましょう。


○洗脳からの解放○

これまでも、述べてきましたが喫煙は、ニコチンへの薬物依存と、煙草を吸う事への価値観を洗脳され、それに対する依存です。

どちらかといえば、この煙草を吸う事への価値観のほうが問題なのです。

体の依存は約3週間でほぼ消えます。脳もニコチン無しで自立してくれます。 それ以降の喫煙衝動はほぼ、行動記憶と、洗脳によるものです。

これまで築きあげてきた、煙草への価値観も「禁煙セラピー」を読んだり、それに加えて自分なりの禁煙哲学を築くことによって、ほぼ崩す事が出来ます。

「禁煙セラピー」はキッカケです。あれは催眠本ですから、使い方としては、太字の部分は声を出して、特に何度も何度も読んで、自分を催眠にかけてください。これは、かかりやすい人もいれば、かかりにくい人もいるでしょう。

喫煙は麻薬を使った洗脳です。特にイギリスに比べ、日本ではまだまだ、社会的にも煙草は、権威を失墜していませんので、本による催眠効果だけでは、なかなか拭いきれないかもしれません。

そこで、日々のイメージトレーニングが必要となります。


「瞑想」によるイメージの焼付けです。

西を向いてしなさい。とか、北を向いてとか、座禅を組め。とかは言いません。別に信仰心は必要ありません。

心を落ち着かせて、目を瞑り
「ノンスモーカーになった自分」「煙草から解放された悦び」
などを、イメージするのです。

そして、数ある禁煙語録の中から、自分のお気に入りの言葉を反復して頭の中で唱えてもいいでしょう
「煙草には何の価値もない、煙草には何の価値もない、煙草には何の価値もない…」
「もう二度と煙草を吸わない、もう二度と煙草を吸わない、もう二度と煙草を吸わない…」

など、自分にしっくりくる言葉を頭の中で繰り返して下さい。

トイレの中でもいいですし、お風呂の中でも良いです。
1日に3分。
これで、嘘の様に楽になります。

そして、もっと瞑想の効果をあげる方法として、「暗闇の中での瞑想」というのをおススメします。

僕は風呂場でよくやりました。

理由は分からんのですが、人間は、暗闇の中というのが一番、洗脳されやすいそうです。闇の中というのは、視覚という一つの感覚を取り去る訳ですから何らかの肉体的な作用が働くのかも知れません。

某新興宗教の洗脳や、兵士をスパイする時などは、この方法を使って、従順な信者や、スパイに仕立てたそうです。

で、この方法を悪い事ではなく、禁煙に利用するのです。真っ暗闇の中で、前述の瞑想を行います。ホントに体に染み込む感じがしますよ。

僕の場合は、本当に切羽詰ったとき。三ヶ月目くらいまでは、「どうなってもいい、吸ってしまおう」と意味なく思ってしまうときなどもあったのですが、そういう逼迫した状態のとき、風呂に入る時、ついでに照明を消して、湯船に浸かってリラックスした状態で行い、煙草に対する思いを払拭していました。

結構スッキリして効果ありましたよ。ストレスも抜けたんでしょうね。

どうしても、煙草に対する価値観が拭いきれない。という人は日々の瞑想、試してみて下さい。

簡単に禁煙に成功する方法
第1章 喫煙の理由。
第2章 禁煙しなくてはならない理由。
第3章・禁煙の特典
第4章・煙草の価値を壊せ!
第5章・その時どう凌ぐか?
第6章・プラス思考とマイナス思考
第7章・禁煙のゴール
第8章・もしも、禁断の一本に手を出してしまったら
あとがき

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー
世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー!!成功率90%。本書であなたはタバコへの心理的依存から完全に解放される。

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posted by 禁煙成功アングラー at 00:00 | 第五章 その時どう凌ぐか?

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