第三章 禁煙の特典

第3章・禁煙の特典


 禁煙の特典と言うと大げさなようですが、平たく言えば「禁煙してよかった事」です。

すなわち、禁煙を成功する事で、皆さんが得る事が出来るたくさんのものの、ほんの一例だと思って下さい。

僕自身、まだまだ禁煙して5年余り。

しかし、このたった5年余りの間に得る事の出来たものは山ほどあります。

禁煙といえば「健康」「金銭」などの利点が多く取り沙汰されますし、実際それも素晴らしい事です。

額に汗し、心身ともに削って得たお金を、汚らしい麻薬である煙草のために費やすのはなんとも馬鹿げています。

僕なんかは低収入ですから、嫁さんがアレコレやりくりして、それこそ何円単位で節約しているのを見て、毎日毎日無駄でしかない煙草に安くは無いお金をはたいているのは本当に申し訳なかったです。

健康面でもそうです。父が心筋梗塞で倒れたりして、元々心臓に自信が無かったのですが、それでも煙草が止められなかった僕は、心臓が激しくなるのに物凄く過敏だった。

たまに煙草を吸っている時に胸に鈍痛が走る時などもあり、どうして煙草を吸っているのか、本当に自分でもわからなかった。(吸わずにおれないだけだったのです。)

まだたったの5年余りですが、別の体を手に入れたようです。5〜6階くらいなら駆け上ってもそんなに息も切れなくなったし、心臓も気持ち悪い早さで動く事が無くなった。不気味な鈍痛も消え去りました。いつも背中にまとわりついていたような疲労感も無くなりました。

しかし、第1章とダブるようですが、健康面、金銭面もさることながら、精神面でのプラスが本当に本当に大きいのです。

「煙草を止める事が出来ない自分」長年の間、僕の大きなジレンマでした。



その昔、勤務先で禁煙宣言をして、即失敗。見栄を張った手前、カミングアウトできず、7年もの間、会社の人たちには、隠れタバコをしていました。

つまり、こっそり吸ってたわけですね。かっこわるっ

会社の人達にバレはしないか?いっそのこともう打ち明けようか?しかし、それでは、なし崩しで一生辞めることが出来なくなる。

こんな自問自答を7年間、それこそ毎日繰り返していました。

そして何度「これで終わりにしよう」と思い煙草をもみ消したでしょうか? 喫煙は僕にとって「屈辱」の象徴のようなものだったのです。

18歳のときに半年間止めていた。

これも自分を責める材料の一つになっていたのかもしれない。自分は18才のときの精神力より今の精神力ほうが弱くなっているのだろうか?

そう思うとやりきれなかった。
やはり人は日々成長している。と思いたいですよね。

しかし、煙草を止めることによって、それらの心にあいた穴を一つ一つ埋める事が出来ています。

また、こんな事を書くと問題なのかも知れませんが、ズルズルと喫煙生活を続けている周りの人に対して、ほんの少しだけ「優越感」のようなものがあります。

「まだそんなもの吸ってるの?俺は止めれたけど、ムフフ」みたいな。

人を見下したりする事はあんまし誉められたことではありませんが…。でも対人において、ほんの少しでも優越感を持って、自信をもって接する事ができるのは、大きな事です。

また、「どんな事でも諦めずにチャレンジしつづければ、夢は叶うのかも知れない」と思える様になりました。この「煙草を止める」という金字塔を打ち立てたのだから(実に成功率は5%前後だといいます)、どんな事でも実現できるかも?(空を飛ぶとか、100bを6秒で走るとかは無理)と思える様になった事も大きな収穫だったです。

そして、最も大きな収穫は、喜怒哀楽でしょう。これは僕の場合だけかも知れませんけど。

喫煙者でも素敵な人はいると思いますが、僕の場合は煙草を吸っている事によって、はっきりいって心が歪んでいました。

何と無く煙草を吸っている自分に劣等感がありましたし、物事を斜めに捉えるくせがあった。全ての感情を苦虫とフィルターと一緒に噛み潰していた気がします。

煙草を止めてからこっちは、心が解放され、大いに喜び、大いに怒り、大いに悲しみ、そして大いに楽しんでいます。

人の目を見て話をするようになった。嫌な事は嫌と言えるようになった。人を思いやれるようになった。と、思います。


まぁ、人間的に「まだまだ君」であることは確かなのですが…。

ただ煙草から脱出して、ほんの少しは「まし」になっただろう。と思います。

しかし恐ろしいことは、この成長し始めた「精神」、取り戻しかけている「健康」、無駄がなくなった「金銭」、せっかく煙草を止めてから築いてきた全てを、たった一本の煙草にはボロボロに壊す力を持っています。

僕だって、たった一本で、これまでの禁煙生活が全てパーです。

きっと芯棒をなくした僕の心のバランスは崩れ、廃人のようになるでしょう。おおげさかな?いや決して大げさではないでしょう。


僕は断言します。

たとえ半年経とうが、1年経とうが、いや10年、20年たっても、
たった一本の煙草には、非喫煙者に返り咲いた禁煙成功者を、いとも簡単に中毒者にする力を持っている。
ということです。これは恐ろしい、非常に恐ろしい真実なのです。

どんな考え方に辿り着こうが、どんな悟りを開こうが、どんなに精神力が強かろうが駄目です。たった一本でアウトです。五分後か一日後か、数週間後か、数月後か、元のジャンキーに逆戻りする可能性は、かなり高いでしょう。


それを阻止する簡単な方法があります。

どんな状況、心境であろうとも、たった一本の煙草を吸わなければいいのです。そうすれば惨めなジャンキーに逆戻りする危険はありません。

僕も、まだこれから得るであろう「禁煙の意義」すなわち禁煙して良かった事。楽しみで仕方ありません。これからの人生、禁煙によって得る事が出来る恩恵を授かりながら、謳歌したいと思っています。

そのためにも、

「たった一本の煙草は無い」

という真実を忘れてはならないようです。

とくにもかくにも、煙草を止めることができれば、人生はバラ色です。
こんなに素晴らしい事は、他には見当たらないくらいです。

何も怖がる必要はありません。
何も恐れる事はありません。
煙草から、解放されるのです。

簡単に禁煙に成功する方法
第1章 喫煙の理由。
第2章 禁煙しなくてはならない理由。
第3章・禁煙の特典
第4章・煙草の価値を壊せ!
第5章・その時どう凌ぐか?
第6章・プラス思考とマイナス思考
第7章・禁煙のゴール
第8章・もしも、禁断の一本に手を出してしまったら
あとがき

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posted by 禁煙成功アングラー at 00:00 | 第三章 禁煙の特典

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